夏の気配。

2012年4月29日 恋愛
Hさんとは相変わらずの関係を築けてるのかな、と思う。

最近は向こうが落ち着いてきたのか、

ラブラブな感じではなくなりつつある。

そのせいかわからないけど、ちょっぴり冷たくなった気もした。

メールは毎日送り合ってる。

気の迷いなのか、どうなのか。

もしかしたら会うたびにホテルとか行ってるので、

そういう目的だと思われてるか、あるいはその代金が純粋にバカにならないか。



そこで、前回会ったときは食事だけにした。

ゆっくりと、会話を楽しむことに専念した。

その甲斐があってか、その努力が実ってか、

その日の彼女はどこか幸せそうだった。

それでいい、それでいいんだと、その時思った。



毎日メールを送るだけじゃやっぱり単調なんだ。

もちろん、その“当たり前”が実はすごく大切なことを、僕は知っている。

自分の薄っぺらい、けれどある種濃厚だった恋愛遍歴を辿れば、

僕が失ったモノの数だけ、そのことを学ぶ機会があったわけで。



でも、それをHさんに押し付けるわけにはいかない。

彼女は、きっと恋愛をもっと楽しみたいんだ。

たぶん、僕よりも、恋的なことをしたいんだ。



もちろん、恋をしたいという気持ちは、自分にもある。

あるからこそ、今自分のそばにHさんがいる。

けれど、僕はHさんよりも先を見ている。

終わりの見える恋なんて、もうまっぴらごめんだから。

そして、だからこそ、僕はそのためなら身を粉にできるし、それを苦と思わない。



僕は、自分と彼女のために、恋してる。

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