誕生日。

2012年4月7日 恋愛
ちょっと前に、彼女の誕生日があった。

「何が欲しい?」みたいなことはあらかじめ聞いてて、

ピンキーリングに決定。



彼女も就活中で、実はその誕生日数日前に大事な選考があった。

だからもし可能ならその前日に欲しい、とのこと。

お守り代わりに使いたいそうな。

断る理由もなく、誕生日前倒しでプレゼントを一緒に買いに行く。



お気に入りのジュエリーショップがあるらしく、

そこでいくつかのピンキーリングを品定め。

とても真剣に選んでる彼女の横顔を、ぼんやりと眺める。



ふと、こちらを向いて、おそるおそる「いくらくらいまで大丈夫?」と尋ねてくる。

欲しいのを選びなさい、とだけ答える。



そして候補に挙がったのが、6000円くらいの2つと15000円くらいの1つ。



値段が高い分クオリティも高いのか、なんとなくではあるが、

15000円のを気に入ってるご様子。

でも一方で、6000円のより値段が倍以上するので、

俺に頼むのは気が引けてるご様子。



さて、どうするか。



あまり迷わなかった。

彼女からサイズが合ってるか、その指輪が好きかだけ聞いて、

15000円分のピンキーリングを指差し「これにして下さい」と店員にお願いした。



彼女は、とても喜んでくれた。

「本当に幸せ」だと言ってくれた。

それだけで、15000円分の価値はあったと思う。

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